熊谷 雲炎
Kumagai Unen
現代書家
1965年 東京都生まれ
取手市、守谷市を拠点に書家・現代アーティストとして活動。アーカスプロジェクト、小学校、障害者施設、コミュニティ組織などで古代文字を取り入れたワークショップを多く開催。子ども達に表現することの大切さを伝え、古典と現代、過去と未来に注目し、これから考えなければならない社会問題についてメッセージを発している。
ステートメント
私は書(文字)を書いている。書を「意味を伝える文字」から解放し、 言葉の形跡を用いて「人間の存在」そのものを探求している。 古代漢字や草書体などの文字の古典を基盤に、蝋・炭・墨・紙・雲 母などの素材を組み合わせ、削る・滲ませる・重ねるといった身体的 な行為によって、時間や記憶の痕跡を書いている。 その表現は、書画同源の考え方で、書道と現代美術のあわいに位置 し、文字を意味の器ではなく「存在の造形」として扱う点に特徴が ある。 書の原点である「刻む」「祈る」「残す」という行為を通じて、個人の 生死や、失われた声、過去、現在、未来と、記憶の連鎖を思い起こし ながら制作している。 現代社会における情報の氾濫や、AIによる言語の変容を背景に、 「人とは何か」「人はなぜ記すのか」を根源から問いを書き続けて いる。 私にとって書とは、思想や意味を伝えるためのものではなく、「人が 生き、感じ、消えていく過程そのもの」を刻む行為である。 それは、言葉を超えて人間の根源的な感情へと戻る、現代の“原初 的表現”である。
主な展覧会
2025
「Beyond the time 熊谷雲炎×大垣美穂子二人展」EARTH+GALLERY (東京)
「記憶の編み目 -Invisible Threads Hilton TOKYO Chocolate Lounge Art Exhibition 熊谷雲炎・大垣美穂子ふたり展」ヒルトン東京 (東京)
2024
「人間と人間のあわい」gallery neo_/Senshu (茨城)
「The word ‘monolith’」ヒルトン東京 (東京)
2023
「person in the eyes 」渋谷ヒカエリ (東京)
「person in the eyes 」雨引観音 (雨引山楽法寺) (茨城)
2022
「Tokyo Shodo Week」(東京)
「YOKOHAMA SHODO ART Fair」(横浜)
「SHODO NEW AGE」(Eastern conference)(千葉)
「SHODO NEW AGE」(Western conference)(京都)
「JIAS主催 "第23回日本・フランス現代美術世界展"」(東京)
「書家による抽象表現展VI 」(東京)
「ART SHODO SELECTION in Tokyo」(東京)
2021
ART SHODOに参加
2020
「150人の花」「地母神」Arts Chiyoda3331 & nap gallery (東京)
「3331おっ玉手箱」アーツ千代田3331 (東京)
2018
「書の自由と未来」 (茨城)
2017
「パメラン・ウォール展示vol.1」ARCUS PROJECT (茨城)
「書アート体験100人プロジェクト」WSアーカスプロジェクト (茨城)
2016
「アート書体験」WS アーカスプロジェクト (茨城)
2013 − 2019
CACA現代アート書作家協会所属、銀座、表参道、横浜などで多数出展。



